人気ブログランキング | 話題のタグを見る

とりとめのないことを書いております。
by tempurature
カテゴリ
全体
プログラミング
scheme
verilog
未分類
以前の記事
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 03月
お気に入りブログ
PHPで競技プログラミング
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
情報処理技術者試験 お疲れ様..
at 2016-04-17 18:55
基本情報技術者試験 平成27..
at 2016-04-14 04:48
基本情報技術者試験 平成27..
at 2016-04-13 23:03
苦い薬(ハーブ、サプリメント..
at 2016-04-09 14:03
「おバカ度チェックリスト」を..
at 2016-03-24 09:54
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
【verilog】同期回路でグレイカウンター・ジョンソンカウンターは導入しづらい
普通のカウンターはバイナリカウンターといいます。

<グレイカウンターの問題点>
ASICの論理合成ツールでは、ハザードレスに合成するのが難しい。
(FPGAではIPを利用すればよいみたいです)
スクリプト言語(perl等)で真理値表を自動生成する必要がある。

<ジョンソンカウンターの問題点>
マイナーすぎて周りの人に説明することができない。
空きステートをつぶすのが面倒。

特別な理由がない限り、グレイカウンターやジョンソンカウンターを
使うのは控えた方がよいかと思います。

※グレイコードは非同期クロックドメイン間の信号受け渡しに
 使えるそうです。


# by tempurature | 2015-03-29 05:11 | verilog
【verilog】カウンターはダウンカウンターがおすすめ
カウンターにはアップカウンターとダウンカウンターがあります。
どちらがいいのか?
verilogのRTL記述例をあげます。

<アップカウンター>
localparam OVF = 8'd200;
reg [7:0] count;
always @( posedge clk ) begin
if ( start )
count <= 8'h00;
else ( count < OVF )
count <= count + 8'h01;
end

<ダウンカウンター>
localparam LOAD = 8'd200;
reg [7:0] count;
always @( posedge clk ) begin
if ( start )
count <= LOAD;
else ( count != 8'h00 )
count <= count - 8'h01;
end

上のアップカウンターの問題点はcountが200以上であったときに、
正常な状態(200以下)には戻らないということです。
一般的に空きステートに入った時には、抜けるようにするべきという
考え方があります。空きステートから抜けられないのがどのくらい
問題なのかは把握していないです。

ダウンカウンターの利点は、上記アップカウンターの構成より簡単に
自然に空きステート対策ができるという点です。

なのでさりげなくダウンカウンターを使いましょう。


# by tempurature | 2015-03-29 04:55 | verilog