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前の記事で、REALM OF RACKETはHtDPと変わらないといってましたが、大きな違いがありました。HtDPでは、choose languageでHtDP専用の言語を選択しなければならないのですが、REALM OF RACKETではちゃんと#lang racketしていました。
つまり、REALM OF RACKETはracket言語の入門書であるといえます。 また、この本には分からない英単語(特に形容詞)が出てきますが、非常に丁寧な説明なので読み飛ばせます。つまり、あまり辞書を引かなくても読める本なので、とにかく英語の本を1冊読みたい人にはおすすめかもしれません。 3章では、RacketのListとStructureについて解説していました。StructureはCの構造体とほぼ同じ概念なのですが、Schemeにはない概念だったと思います。RacketはCやJavaに似たような仕組みが沢山あって、それがRacketを使いやすくしているのですが、SchemerにとってはLisp感なくてがっかりさせてしまうのかもしれません。CやJavaの仕組みというのは、わかりやすいのですが、冗長でもあります。 また、Structureは、1個定義するとフィールドの数だけアクセサを定義します。これがどことなくpythonぽくていやなのです。慣れればなんということもないのでしょうけれども。 3章で特出すべきところとして、Racketのコメント形式について触れていました。Racketには、行コメント(line comment), ブロックコメント(block comment), S式コメント(S-expression comment)の3つがあります。 ; 行コメント ; 行コメント ; 行コメント #| ブロックコメント #| ブロックコメントは入れ子にできます |# ブロックコメントの終わり |# #;(string-append "S式コメント" "" "ソースコードをスイッチさせて実行させたい時、" "#;をS式の前に入れるとそのS式全部をコメントアウトできるようですよ") (define (loop num)
(unless (= num 10) ; S式コメントはローカル定義でも有効です。 #;(display (string-append (number->string num) "ですよ\n")) (loop (add1 num))))
by tempurature
| 2015-12-04 03:25
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